エラスチンご存知ですか?

①ハリ上向き、立体感、弾力再生!!
②エラスチンは関節を支えるじん帯に必須!
③クーパーじん帯がバストのハリを保つ!
④血管エラスチンの減少は高血圧・動脈硬化の原

①ハリ上向き、立体感、弾力再生!!

35歳くらいからはじまる女性ホルモンの低下と共に、
まずエラスチンが減少し続いてヒアルロン酸・コラーゲンが
減少します。「ファーストエイジング=弾力低下」は
エラスチンの減少から現れます。     

減少の第一原因は老化ですが、第二番目は紫外線です。
それもレジャーで急激に浴びる紫外線ではなく、
日常の,、エネルギーは強くないけれど肌奥の真皮層にまで
到達する紫外線UV-Aです。このUV-Aは、1年365日、
毎日曇りの日も雨の日も降り注いでいますし、
カーテンや窓ガラスさえも通過しています。

紫外線による「酸化ストレス」に加え注意したい
第三番目の原因が「糖化ストレス」です。
甘いものや炭水化物の摂り過ぎにより、
体内で消化吸収しきれず余った糖がたんぱく質と結びついて
AGEsという老化物質を作り出します。
それがエラスチンを変性させてしまうのです。

②エラスチンは関節を支えるじん帯に必須!

じん帯は骨と骨をつなぎ、関節を支え、
関節の曲げ伸ばしをスムーズにする働きがあります。
じん帯の50~70%はエラスチンなので、
エラスチンを多く含むじん帯はゴムのように
伸縮性にとんでいます。
昔激しいスポーツをしていた方など、
靭帯損傷を起こしやすく、それが年齢と共に加速し、
軟骨のすり減りをおこし変形性膝関節症に
つながっている場合も多いと言われています。

③クーパーじん帯がバストのハリを保つ!

クーパーじん帯は乳腺を皮膚や筋肉につなぎとめ、
バストの下垂を防ぐ役割をしています。つまり
クーパーじん帯のおかげでバストの形が保たれて
いるということなのです。そしてそのじん帯の
伸びを防いでいるのが「エラスチン」なのです。

運動による長時間の刺激を受けていた方、
Cカップ以上の方は特にクーパーじん帯が
伸びきってしまいやすいので下垂しがちです。

④血管エラスチンの減少は高血圧・動脈硬化の原因!       

前屈した時「あれ、昔より硬くなってる。
前はもっと曲がったのに」とか、朝起きる時、
ベッドからすっーと起き上がれず、「あ痛たたー」と
体がこわばっている事ありませんか? 
それと同じで血管も年齢と共に固くなります。
それはエラスチンの減少に他なりません。

血管が硬くなると、血液の流れが悪く
なります。すると人間の体はうまく出来
ていて、血液を押し流すために、
血圧を上げて血液を流そうとします。
つまり血圧が上がる原因の一つが
エラスチン不足による血管の硬さなのです。

血管の弾力性と伸縮性を生み出すもととなる
エラスチンは、血管の若々しさを保つうえで
重要な役割を持ちます。
血管の50%はエラスチンです。
しかしエラスチンは20代をピークに減少するため
次第に血管は弾力を失います。
イメージとしては外に置きっぱなしの古くなった
カチカチのゴムホースのような感じでしょうか。

『血管大動脈解離』
皆さんも記憶にあると思いますが、以前、
笑福亭笑瓶さんがこの病気で亡くなられました。
血管の内膜がさけてしまう病気です。
この病気は何の前触れもなく発症するのが特徴です
。以前は70代の発症が多かったようですが
最近は40~50代での発症も珍しくないようです。
この病気で亡くなる場合は即死の場合が多いそうです。
血液をサラサラにする事だけでなく、
「血管自身のしなやかさ」もとても重要です。

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