脂肪が燃える原理
今回は「脂肪分解のメカニズム」についてご紹介します。
自分の体の中でどういうメカニズムで
脂肪が燃えているかがわかると、
間食などが減るのではないでしょうか?
では、説明しますね。
① ある程度の運動をし続けると血液中
のブドウ糖がなくなってきます。
↓
② ノルアドレナリン、アドレナリン、
副腎皮質刺激ホルモンなどのホルモ
ンを分泌します。
↓
③ 脂肪細胞内にある油滴表面の扉が開
きます。
↓
④ 脂肪分解酵素リパーゼと油滴が接触
↓
⑤ 脂肪分解酵素リパーゼの働きによっ
て油滴内の脂肪を遊離脂肪酸に分解
↓
⑥ 遊離脂肪酸は血液中に放出
↓
⑦ 筋肉の細胞に取り込まれる
↓
⑧ ブドウ糖の代わりのエネルギー源と
なって筋肉の細胞内のミトコンドリ
アで燃やされて分解
↓
⑨ 脂肪は水と二酸化炭素に分解
↓
⑩ 呼気・汗・尿などから排泄される
以上が簡単な脂肪分解のメカニズムです。
ここで3つの重要なことがあります。
まず①の血液中のブドウ糖が
減らないと脂肪が分解しないということです。
血液中にブドウ糖が
残っていると脂肪を分解しないのです。
通常、食事をしたら2時間後には
ブドウ糖はなくなってきます。
(決して0になるわけではありませんが)
逆にいうと、ブドウ糖がいつも残っている状態とは、
食べ過ぎた時、間食をした時などです。
だから、間食はやせないのです.
それと、夕食後に散歩やウォーキングをしても、
血液中のブドウ糖は分解しているけど
脂肪は分解していないのです。
次に大事なことは⑧です。
脂肪を分解してもエネルギーとして
燃やすような運動をしなければ元の脂肪に戻ってしまうのです。
これは、お買い物に行こうとして貯金を下ろしたけど
、欲しいものがなくて何も買わずに、
また貯金に戻すような感覚です。
最後に重要なのは⑩です。
脂肪が分解されたあとは
水と二酸化炭素になって体内に残っているのです。
これがスムーズに排泄されないと
むくみや冷えとなり、次の燃焼が起きなくなります。
すなわち代謝が悪い、冷え性、
水を飲んでも太るなどの人なのです。
ですから、意識して汗をかく・
深呼吸をして呼気を増やすなどが必要となります。
ただ食事を減らせば痩せられるわけではないのです。
正しく言い直すと健康的に痩せられないのです。
健康のためにも、毎日汗をかく、
深呼吸をするなど習慣にしたいですね。
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